首相官邸が2021年6月9日、若い人々への新型コロナワクチン接種を推進する動画をツイッターで紹介しました。官邸のHPにはコロナ・ワクチン関連の動画が多数ありますので、「ワシはそうは言ってない」等のファクトチェックにご活用くださいませ。6月9日の動画は河野太郎・ワクチン接種担当大臣(当時)によるもの。その文字起こし(というか、キチンとキャプションが河野氏の発言通りなのでそれを私が打ちなおしただけ)をどうぞ。
この時期は、高齢者への2回の接種目途が立ち、若干の安堵感が広がってきた時期で、「さて、若者にどう打たせるか」を考えるべく、はじめしゃちょーを含めた人気動画クリエーターにPR動画に登場してもらうなどしていた時期です。そしてこの後から小池百合子・東京都知事は「50代問題」なる言葉を作り、「50代が打たないのが問題だ」と言い始めた。
政府と各自治体が専門家の意見をベースに全世代にワクチン接種を邁進していた時期の動画だとお考えくださいませ。適宜ツッコミポイントをハイライトしながら、河野氏の発言を振り返ります。「当時の知見では…」はナシで。政治家が誤りを述べたのであれば、訂正・謝罪をするのが当然のこと。それを河野も小池もしていない。だったら以下は未だに公式見解、ということになるため、突っ込むのは当然のこと。
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ワクチンは新型コロナウイルス感染収束の切り札です。←全然なりませんでしたが。むしろ今の方が圧倒的にヒドいですが。「オミクロンがまさかここまでとは…」はナシで。
特に変異株の感染拡大もあり、一日も早く接種を終える必要があると考えています。←貴殿のこの動画から1年7ヶ月、全然終わらず、もう7回目も準備していますよね。
自治体職員や医療関係者を始め、多くの方々のご協力・ご尽力をいただきながら、全国各地でワクチンの接種が進んでいます。ありがとうございます。
まずは7月末を念頭に、希望する高齢者の接種が終了するよう取り組んでいるところです。また、高齢者の接種の見通しがついた自治体から順次基礎疾患がある方々を含めて広く一般にも接種を開始していただくようお願いしています。企業や大学などでの職域接種も進めてまいります。
ワクチンは、希望する全ての国民の皆様に接種いただける量を確保していますので、ご安心ください。←希望しない人にまで「年内までに1・2回目を打て」と言い続けたじゃねーかよ。オレらへのメッセージは不要。
若い方々への接種も始まってまいります。若い方々でも、新型コロナウイルスに感染して重症化する方がおられます。味覚や嗅覚が戻らない。髪の毛が抜けてしまう。そういった症状が残ることもあります。←重症化はほぼない、ってことでどうせ後遺症言い出したんだろ? どんな病気にでもそれはあるでしょうよ。コロナだけ殊更に後遺症を煽るな。
現在接種できる新型コロナワクチンは、高い効果が報告されており、接種部位の痛みや発熱などの副反応はありますが、接種することのメリットが副反応のデメリットよりも大きいことから皆さんに接種をおススメしています。←ワクチン後遺症を訴える人、ワクチン接種後に家族を失った人をブロックしといていけしゃーしゃーとよく言えるな。挙句の果てには「反ワク」「反ワクチングループ」といった差別的表現で陰謀論者的に侮辱しやがって。
ぜひ、若い方々にもワクチンを打っていただき、今、様々我慢していただいている楽しい時間を取り戻していただきたいと思っています。←「ワクチン打ってもマスク」と言った時点で、コロナ騒動終わらせる気がなかっただろう。もはや若い人は「我慢が日常」だ。「えぇ? マスク? 別に気にならないけどー」という異常状況だぜ。どうせ感染対策とマスク、追加接種終わらせる気はないんだろ、河野太郎よ。
引き続き、一日も皆さまに早く接種していただけるよう、現場の取り組みをしっかりと支援しながら取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。