日々「感染症のプロ」としてテレビに出演し、「マスクはパンツ」「マスクにはワクチンと同等の効果がある」「(第五波の収束は)マスクをピタッと着けたから」などの名言がある日本医科大学特任教授・北村義浩氏。同氏が再び名言を発しました

無症状で元気ハツラツ、これから地方に出張に行くぞという人たちは、今までの知見から考えても、ほぼ間違いなく100に近いぐらい陰性になる」。そのうえで、「無症状で感染」に関するとある調査についてコメンテーターの玉川徹氏から見解を求められたら「すいません今、初めて知りました」と素直にお詫びするナイスガイであります。しかし、玉川氏の「無症状者でもスプレッダーになるからPCR検査が必要」というのはもはや外出前には必ずPCR検査をしろ、と言っているのに等しい。
ohki

こういった不毛なやり取りをテレビで延々やり続けてもうバカバカし過ぎるのですが、ここまでバカバカしいと我々は「コロナコント」を見ている、と思うしかありません。もう、彼らに人生を振り回されまくることが腹立って仕方ないですが、怒り続けても変わらないので、もう笑い倒すしかない。とはいっても、本当にパンツ北村氏がコントをしたらどうなるか。

ここは、同氏の熱狂的ファンである私と組み、M-1の予選1回戦で出す漫才を考えてみました。コンビ名は「ウンコの着いたパンツ」です。私のツイッターID@unkotaberuno由来です。それでは「銭湯特別講義」。コロナ騒動がいかにアホ騒動であるか、を描く漫才です。

舞台は銭湯

中川:先生、やっぱり冬は銭湯ですねぇ
北村:そうだねぇ、大きなお風呂でドーンと大の字になってお湯に浸かると元気ハツラツになるねぇ
中川:おっ、やっぱり先生、ちゃんと脱衣場まではピタッとマスクを着けていますね
北村:そりゃそうだよ。だってマスクはパンツみたいなものだから、外で人目がある時はつけなくちゃいけないじゃないか

おもむろにマスクを外す北村。中川はマスクを着けたまま

中川:先生! 番台までは着けて、いざ、服を脱ぐ時はマスクを取るのですか!?
北村:だってマスクはパンツだよ。キミはお風呂に入る時、パンツをはいたままなのかね?
中川:確かに! さすが先生は頭脳明晰ですね! いちいちおっしゃることが筋が通っている!
北村:しかもまだ20時前だからウイルスは元気がないので大丈夫。はははは、キミもマスクは外していいよ
中川:いやぁ、なんだか人前でマスク外すの恥ずかしいですね。僕、北村先生の教えに心酔していますから、人前でマスク外すとフルチンをその人に見せているような気がしちゃうんですよ…
北村:おっ、キミの鼻と口は小さいねぇ。きっとアソコも小さいんだろうね、ハハハハハハ!

そして北村と中川は服をぬぎはじめる

中川:先生、なんですか! そのパンツ!
北村:ブーメランパンツだよ。最近流行ってるんだって? 私は常に最新のファッションを追求するんだ。医師ってものは、最新の知見が必要だからね。だから、20年ぐらい前は当時トレンディだったTバックとOバックもはいていたよ(とTバックとOバックを手にする)。そしてさぁ…

北村、医師カバンの中からありとあらゆる種類のパンツを取り出し、放り投げていく

中川:先生、世界一周旅行行くわけじゃないですよ! あと、もうOバック、流行ってないんじゃないですか? 今は『全裸監督』という映画が流行ったから白ブリーフがトレンディです!
北村:当然白ブリーフも持っているよ(と取り出す)。とにかくね、医師はすべての可能性を考えなくてはいけない。今日の夜、突然Oバックが流行るかもしれないじゃないか
中川:先生は研究者の鏡です!

風呂から出てきた二人。体を拭きながら

中川:いやぁ、先生、先生は湯船に入る時はザーッと豪快にかけ湯をし、ジャブーンと豪快に入り、ピタッと角に収まり、ドバーッと湯船から出る一連の流れ、ナイスでした!
北村:ハハハハ、キミもうまいね
中川:アッー!
北村:どうしたの?
中川:先生、マスクはいてます!
北村:同じようなものだろ

中川:アッー!
北村:どうしたの?
中川:先生、パンツかぶってます!
北村:アッー!
中川:どうしたのですか?
北村:私としたことが、最先端ではないOバックをついかぶってしまった(とOバックを頭から外し、白ブリーフをかぶる)
2人:ありがとうございました!


他の「専門家」だと漫才は作れないですが、北村氏だとこういったイマジネーションが湧いてきてしまいますね。