6月末から色々ありまして、仕事以外でネットで発言することがなんとなくイヤになってしまい、今に至っております。皆様、たいへんな猛暑が続いておりますがお元気でしょうか。最近、若い人をインタビューさせていただく仕事というのを続けておりまして、今日も某IT企業の雄たる2社の若者の対談のライターをさせていただきました。本当にいい1時間でした。SNSの話をお二人はかなりしてくれたのですが、そこには「感情が通うSNS」という話が多数散りばめられ、実に前向きかつ将来が楽しみになるような展開がありました。

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相変わらず私はPS2の「ガンダムDX 連邦V.S.ジオン」を未だにやっているわけで、やっぱりゲームが好きなんだなぁ、と思うわけでして、それはどうでもいいのですが、先ほどの2人が語ったSNSと自分の使い方がいかにかけ離れているか、ということにかなりの動揺を覚えてしまったんですね。

対談内容の詳細は、これはクライアント案件というか、きちんとした仕事の発注を受けたものなのでここで書くことは控えますが、私とスタンスがあまりにも違う。いや、私も1ヶ月半前までは彼らと同様のスタンスであったかと思います。

しかしながら、以下のサイトに掲載された文章にあるように、「世間」というものがあまりにも恐ろしくなってしまったのです。その結果、今現在の自分があまりにも「無機質なインターネット利用」というSNS更新を続けていることに至った。


これが今正直な気持ちなわけですよ。そして、ツイッターを更新するのは、あくまでもこうした記事など自分がかかわった「仕事」の報告やらこれからの告知に限られてしまっている。あまりにも人の血の通っていない無機質な投稿が続いています。本当はイヤなんです、こんなクソみたいな状態。本当は宣伝だけをしたくないんですよ。それでも無機質になるって一体なんだよ、コレ、みたいな感じに思うわけです。

今回オレがこのブログを書いている理由は2個しかなく、ツイッターID・jpiku氏が東洋経済の原稿に対して、こう書いてくれたことが1つ。

やはり中川さんだった。Twitterが止まっていたのもあのせいと思ってました。ブログは続けて欲しい。@unkotaberuno SNSの発言が本人の人生を破滅させる恐怖(東洋経済オンライン)

あとは、私はBLOGOSで毎月1本「今月のあっぱれ」という連載をさせていただいております。これは、原稿料をいただく仕事です。その前提条件として、ブログの転載を自由にやって構わない、というものがあることは明白でしょう。もちろん、私にこの仕事をくれたT編集長はそんなことは言っておりません。しかし、毎月原稿料をいただける前提に「日々更新したブログをBLOGOSに転載する権利」があることは間違いない。だとしたら、LINE社に対する誠意としてはBLOGOSのPVや盛り上がりに寄与するブログ更新はしなくてはならない(オレのブログが寄与するかはさておき、書いた方がいいのは自明)。

その一方、「無機質なSNS投稿」というまぁ、クソみたいな状況があるわけで、誰に対してかは分からないのですが、申し訳ない気持ちでいっぱいです。そして、このブログももしかしたらBLOGOSに転載される可能性はあるわけです。

オレの友人でBLOGOSにブログが転載される常見陽平が自分自身の写真をBLOGOSに転載されることに対して毎回disる連中がいる。彼の記事のコメント欄のうちの何割かは写真へのクレームだったりもする。そして、オレのことも悪口言うヤツがBLOGOSコメント欄にいるのは理解しているが、とりあえず、それらの連中は少なくとも無機質ではねぇな、なんてことを思ったわけです。

お前らのことは好きでも何でもないし、一生会うこともないだろうが。まぁ、嫌いなクソ野郎を見つけたってことでこれからもいじってくれ。よろしく。少なくともお前らは無機質ではない。