アラサーになると「転職」が頭の中に選択肢として入ってくるんですよね。社会人になって5年経ちました。そろそろ次の段階に行かなくては私は人生における成長ができないのではないだろうか……。知り合いの中には子会社の社長を任されている者もいるし、大学の同期は海外赴任をしている者もいる……。それに引き換え私はそれなりに楽しい人生は送っているものの、このままでいいだろうか--。そんな方に向け、会社でもやもや しているアラサーの [転職基準]を考えるを10月16日に開催します。
内容は以下の通り。最近独立し、「ツドイ」を立ち上げた今井編集者が主催するイベントです。
・転職をして人生が上向く割合はどのくらいか?
・転職が向いている人、向いていない人ってどんな人?
・転職で失敗する人のやりがちなミス
・転職するために必要な準備って何?
・転職するのって楽しいの?
・どうすればヘッドハンティングってされるの?
・転職は何歳までにするべき、とかあるの?
・転職って正直面倒くさくないの?
最後のところが特に聞きたいところです。というのも、私は新たなる人間関係を作るのが面倒くさくてたまらないんですよ。昔、小中学校のクラス替えとか、学期ごとの班替えとかが面倒くさくて仕方がなかった。大学の時のサークルも、一致団結した感のあった登山のサークルよりも、まったく団結せず、興業の本番当日だけ異常なる団結力を見せるプロレス研究会の方が性に合った。
会社に入ってからも、エレベーターで挨拶するとか、部署異動があるとか、いちいち誰かに挨拶しに行くとかが面倒くさかったし、ある程度の人間関係を作るまでに3年ぐらいかかったわけです。最初の頃なんて「オレはお前のことが嫌いだ!」とか先輩社員に言われたり、会社の地下のトンカツ屋で部長と飲んでいた時に「Aも呼ぼう」となり、先輩社員に部長が電話をかけたらA社員がブスッとしながらやってきて「なんでオレが中川と飲まなくちゃいけないんですか!」なんて文句を言われたりもする。
さらには、会社員って「好きでもなんでもない上司や取引先を出世させることが仕事」という面が多いため、「このままこの生き方していたらストレスまみれになるな」と思ったわけです。私の場合、こういった人間関係の面倒くささと、「サラリーマンの使命」が理解できた(少ない経験の中から強引に結論づけた)こともあり、結局4年で会社を辞めてしまったわけです。そして「もう一生サラリーマンという生き方はしない」と決めつけました。
以後、「とりあえずウチの会社の名刺を持って、社員が多いように見せかけてくれ、ナッナッ」というインチキを除き、会社勤めをすることはありません。就職するという選択肢もまったくもっておりません。毎日通勤するのもイヤだし、他人と出世争いをするのもイヤだし、エレベーターに毎日乗るのもイヤだ。
こうした「会社員的」なものがイヤなうえに、さらには「転職」という新たな人間関係を作る行為をなぜ皆さん敢えてやるのか? といったことを常に考えていたため、今回のイベントでは曽和さん、熊村さんに色々話を聞きたいと思うほか、来場者の皆様が何を不安に思っているのか、人生で何を達成したいのか、なんかも聞きたいなと思います。
当日の私は恐らく上記のようなことを主張することでしょう。しかしながら「うほっ! やっぱオレも転職活動してみる!」と考えが180度変わってしまうかもしれませんので、当日を楽しみにしたいと思います。ちなみに私は上記説明文にある通り、何人もの「去っていく人々」を見てきましたが、やっぱり寂しさはありましたよね。
あ、もう一つ重要なポイントがあった。それは
フリーランスの方が仕事が変わらないし、辞めることができない
ということです。私の場合、サイバーエージェントとの付き合いは16年、メディアシェイカーズとの付き合いは9年、小学館との付き合いは7年、週刊SPA!のコラムは7年、東京新聞のコラムは5年と、最初に勤めた博報堂の「4年」よりいずれも長くなったわけです。もちろんパートタイムではあるものの、「フリーランスになると実はフリー(自由)ではない」という妙なパラドックス的な話もしたいと思います。
それでは当日お会いしましょう! 多分寒いので短パンは無理だな。
新卒で入った博報堂を4年で退職したのち、フリーとして『TV Bros.』編集部や小学館、サイバーエージェントと数多の職場を経験し、たくさんの「転職」を見届けてきた中川淳一郎氏。そして、リクルート、ライフネット生命、オープンハウスの人事責任者を歴任し、株式会社人材研究所を設立した曽和利光氏。さらに、20代のうちに四度の転職を経験し、ステップアップしてきたアドビシステムズの熊村剛輔氏。 転職の酸いも甘いも見てきた三名がアラサーの「転職基準」について語り尽くす2時間!曽和さんと熊村さんは「転職のプロ!」みたいなスタンスのため、以下のことについて語れるでしょう。特に熊村さんは「転職回数は両手で数え切れるか……」といったレベルでありつつも、年収は着実に上がっております。通常意気込んで転職をするとどんどん会社規模が縮小し、負のスパイラルに突入し、「結局新卒の会社に残っていれば良かった……」なんて後悔する人が多い中、熊村さんのこの実績には脱帽せざるを得ません。さて、当日オレが2人から聞き出したいことは以下の通り。
・転職をして人生が上向く割合はどのくらいか?
・転職が向いている人、向いていない人ってどんな人?
・転職で失敗する人のやりがちなミス
・転職するために必要な準備って何?
・転職するのって楽しいの?
・どうすればヘッドハンティングってされるの?
・転職は何歳までにするべき、とかあるの?
・転職って正直面倒くさくないの?
最後のところが特に聞きたいところです。というのも、私は新たなる人間関係を作るのが面倒くさくてたまらないんですよ。昔、小中学校のクラス替えとか、学期ごとの班替えとかが面倒くさくて仕方がなかった。大学の時のサークルも、一致団結した感のあった登山のサークルよりも、まったく団結せず、興業の本番当日だけ異常なる団結力を見せるプロレス研究会の方が性に合った。
会社に入ってからも、エレベーターで挨拶するとか、部署異動があるとか、いちいち誰かに挨拶しに行くとかが面倒くさかったし、ある程度の人間関係を作るまでに3年ぐらいかかったわけです。最初の頃なんて「オレはお前のことが嫌いだ!」とか先輩社員に言われたり、会社の地下のトンカツ屋で部長と飲んでいた時に「Aも呼ぼう」となり、先輩社員に部長が電話をかけたらA社員がブスッとしながらやってきて「なんでオレが中川と飲まなくちゃいけないんですか!」なんて文句を言われたりもする。
さらには、会社員って「好きでもなんでもない上司や取引先を出世させることが仕事」という面が多いため、「このままこの生き方していたらストレスまみれになるな」と思ったわけです。私の場合、こういった人間関係の面倒くささと、「サラリーマンの使命」が理解できた(少ない経験の中から強引に結論づけた)こともあり、結局4年で会社を辞めてしまったわけです。そして「もう一生サラリーマンという生き方はしない」と決めつけました。
以後、「とりあえずウチの会社の名刺を持って、社員が多いように見せかけてくれ、ナッナッ」というインチキを除き、会社勤めをすることはありません。就職するという選択肢もまったくもっておりません。毎日通勤するのもイヤだし、他人と出世争いをするのもイヤだし、エレベーターに毎日乗るのもイヤだ。
こうした「会社員的」なものがイヤなうえに、さらには「転職」という新たな人間関係を作る行為をなぜ皆さん敢えてやるのか? といったことを常に考えていたため、今回のイベントでは曽和さん、熊村さんに色々話を聞きたいと思うほか、来場者の皆様が何を不安に思っているのか、人生で何を達成したいのか、なんかも聞きたいなと思います。
当日の私は恐らく上記のようなことを主張することでしょう。しかしながら「うほっ! やっぱオレも転職活動してみる!」と考えが180度変わってしまうかもしれませんので、当日を楽しみにしたいと思います。ちなみに私は上記説明文にある通り、何人もの「去っていく人々」を見てきましたが、やっぱり寂しさはありましたよね。
あ、もう一つ重要なポイントがあった。それは
フリーランスの方が仕事が変わらないし、辞めることができない
ということです。私の場合、サイバーエージェントとの付き合いは16年、メディアシェイカーズとの付き合いは9年、小学館との付き合いは7年、週刊SPA!のコラムは7年、東京新聞のコラムは5年と、最初に勤めた博報堂の「4年」よりいずれも長くなったわけです。もちろんパートタイムではあるものの、「フリーランスになると実はフリー(自由)ではない」という妙なパラドックス的な話もしたいと思います。
それでは当日お会いしましょう! 多分寒いので短パンは無理だな。