SMAPが解散してからもうすぐ半年になろうとしています。ファンの願いも虚しくこうした結果になりましたが、2001年8月、稲垣吾郎が道交法違反で逮捕された時、メディアは「SMAP解散?」といった報道を開始しました。同年9月、私も某誌にて『SMAP解散シミュレーション』特集を作り始めたのですが、結局企画はお蔵入りに。その時、熱心なファンの方々(女性4名)に集ってもらい、SMAPについて語ってもらいました。なかなかSMAPの分析としては私も引き込まれるような話でしたし、昨年この話をされたとしてもあまり違和感はなかったので、ここに紹介します。なお、4人の発言は特にわけておりません。あくまでも自分の記事執筆に向けたメモです。
DSCN4358

SMAP解散があるとすれば、外部要因からだと思う。引き抜きや勧誘など、SMAPの意思とは関係ないことから解散はありえるかも。SMAPって実は「まさかの大ブレイク」だった。で、こんなにヒットしちゃったから、解散のメリットって事務所としてもない。ブレイク前だったら解散もありえるけど、今や解散はそんなに現実味がないと思う。

木村君は確かに優遇されてきているけど、解散する理由はない。先輩たちの末路を見てきているから、進んで解散というか飛び出すことはしないのでは。SMAPの5人は実は利口だし、SMAPであることを誇りに思っている。だから、本人の意思とは関係ないところで解散説が出てきたり、或いはどこかからの陰謀によって解散させられるかもしれない、とは思う。

SMAPって、ある年齢に達したから解散する、という定番パターンから逸脱する初めてのグループ。普通ジャニーズのタレントって22歳くらいで枯れてしまうものだけど。SMAPは年齢を経ていい男に成長した。波乱万丈に良いオヤジになっていくのでは。

人気って水物なんですよね。SMAPの人気って高値でずっと来ていた。このまま続くのかは疑問だった矢先に稲垣吾郎の事件が起こったけど、これってファン団結のきっかけになったし、さらなる応援になると思う。運命的に彼らは強いのです。

今までずっと解散説ってあったよね。そろそろするんじゃないか……、という思い込みがね。でも、それはよく知らない人が言っているだけの話で、熱狂的ファン内ではこんな話はない。解散説を述べる人は、もしかしたらSMAPは色々やり尽くしたから、次のドラマが想像できなくなってしまい、「解散」しか言えなくなっているのかもしれませんね。ソロデビューとか、映画進出とか、CMとか、バラエティ進出とか……、すべてをやってしまっているから、人々の想像力の範囲で考え付く行き先が「解散」なのでしょう。

ただ、私達ファンも危機感はどこかで持っている。いつもこれで終わってもいいように、と準備はしている。解散の他の根拠としては、ジャニーズ所属タレント全員が登場するイベントで、2~3年前からSMAPが参加しなくなってきていること。その開催を知らされていなかったらしい。本人たちは参加したかったようですね。タッキーも「SMAPはジャニーズではない」といった趣旨の発言をしたことあるし、「内部的別経営」といった観点で見ることもできる。

SMAPは元々は「スケートボーイズ」という光GENJIのバックでスケート履いていたメンバー。2001年現在は、SMAP人気があるから、それに伴ってジャニーズ全体の株が向上している。でも、光GENJIの時は、彼らのせいでジャニーズ株全体が下がってしまった。ぺらぺらの服着たりしていたし、「バカの代名詞」っぽかった。子供しか好きじゃなかったし。光GENJI全盛の頃ってジャニーズがバカにされていた時代。男闘呼組はロックブームが来てしまったせいで、叩かれまくり、解散に至ってしまった。忍者にいたっては「生殺し」。

よく、木村君やSMAPメンバーは下積み時代、金ももらえないのに、キレずにやれたなーと思う。喋りがうまかったことで、番組持たせてもらえたのが良かったのかな。SMAPがブレイクしたのは、「夢がmorimori」という番組と「$10」のヒットだよね。

SMAPの成功により、ジャニーズも「かっこいい」と評価されるようになった。彼らが成功したからこそ、この後にTOKIO、KinKi、V6、Jr.、嵐が登場できた。V6なんてバラエティも出るとは思わなかった。今のジャニーズは喋り重視に明らかになってきている。

14,5歳くらいの男の子グループ見るとジャニーズかと思ってしまうくらい、ジャニーズのブランドイメージは強い。DA PUMPだって、ああいう風に事務所の色を出せばいいのに。SMAPはすごい功績があるけど、不遇の時代が長い。ポッと出ではない。しかも、今だってジャニーズの輪の中に入れていない。少年隊は輪の中に入っているけどね。だからSMAP解散が何らかの陰謀によって成されてしまう、と思っちゃうんだ。

SMAPとKinKiは「ジャニー班」で、TOKIOとV6は「メリー班」。メリーさんが力強いからねぇ、TOKIOとかV6が優遇される。彼らに対するバックアップはSMAPに対するバックアップの比ではない。SMAPは何もなしで、自分で這い上がってきた。SMAPよりも、実はKinKiの方がCDの売上枚数は多い。でも、SMAPほど大人、男を巻き込んだグループはいない。10年、20年に一組の稀有なグループだと思う。ananの「いい男ベスト10」とかでもSMAPが常連だし。

「SMAPのコンサート行ってくる」というのはB’ZとかGLAYのコンサートに行くのと同じような感覚。「光GENJIの行く」とは男、大人は言えないはず。私がSMAPのコンサートにハマりはじめたのは、4,5年前から。行ったらもうメロメロ。ドームなんかのコンサートに行くと、一番キャピキャピしてうるさいのは実は40代の母親。一緒にいる娘の方がおとなしいくらい。

今や光GENJI時代の気恥ずかしさはない。SMAPはジャニーズのブランドイメージを変えた。コンサートは昔ながらのジャニーズの伝統を受け継いでいる部分も多いと思う。事務所が正に「男版宝塚」化しているから。KinKi以下は昔ながらのジャニーズ型の服装だったり、コンサートのやり方。派手派手な服着て。でも、SMAP、TOKIOは色々な服を着られる。確かにTOKIOはメリーさんから可愛がられていて、バックアップもされているけど、DASHで売れなかったらどうなっていたかは分からない。現有勢力でSMAPを超えられるグループはいない。

今回の吾郎の事件だけど、彼の特徴がよく出たと思う。アドリブに弱いとか、アワワワとしちゃったとか、三枚目の彼が出たと思う。彼は実は声、語りがよくて、ナレーションもいい。森本レオみたくなれるかも。他の4人の強みも言いましょう。

木村:演技、見た目、全部揃っている。でも、短足だったりするところが付け入るスキ与えてくれる。
中居:司会、しゃべり 
草薙:演技 
香取:キャラ

SMAPのいいところはバランス。クラスで見渡して色々な子がいるみたく、SMAPも個々人のキャラがかぶっていない。物語の中のキャラ設定もやりやすい。グループとしてのバランスが良い。光GENJIは諸星だけが浮きまくっていた。SMAPは個々人が違うというのに、グループになっても「オレ様がオレ様が」というのがない。役割が分かっているのかな。だから、こういうのを後輩も真似するのです。V6は手本にしているし、嵐も個々の役割を考えて行動しているみたい。

よくSMAP知らない人が解散の根拠とするのは、多分「やっかみ」なのでは。大学に行かないから「広末終わっているよね」とか、ピンで出ないから「藤原紀香終わってるよね」とかと似たようなもので、少しでもネガティブな部分を見つけ出そうとし「終わってる」と言いたがる。常盤貴子が香港映画出たときに「終わったのでは」と言われたけど、『ビューティフルライフ』で大ヒットした後だけど、香港映画に出るというだけでそう言われちゃうようなもの。

SMAPは落ち目になるスキが見当たらない。後は解散しか残されたことがない。森君脱退でも持ちこたえた。実はスキがないから、皆理由を探している。SMAP自身はやめる気がないのに。市井の話題としては面白いからやるのでは。

SMAPが解散することは想定できない。まだいけると思うし。でも、いつかはするだろうと思っている。覚悟はしているし、覚悟しなくてはショックが激しすぎると思う。SMAPって別に「キムタクファン」というわけではなく、「SMAPファン」なんだ。4人のコンサート(稲垣がいない)はやっぱりさびしかったし、森君が居なくなったときもさびしかった。価値はあくまでもSMAPにある。2chではどうしたらSMAPを守れるか、とか警察を刺激するな、とかコンサートで吾郎うちわを振ろう、とかそういう話になったりする。この事件はもうとっくに山は越えているし、吾郎にとっては体力温存の機会になったのでは。

--仮に、本当に解散したらどうなるか?

・木村:カンヌ映画「2046」を完成させ、世界へ行く。語学を頑張って勉強しなくては。
・中居:タモリを継ぎ、「笑っていいとも」の司会に
・香取:お母さん受けがいいから、歌のお兄さんとか、朝ワイドショーに出演。ハワイ好きだからハワイへ行っちゃうかも。
・草薙:舞台俳優。ドラマ、バラエティ、役者として韓国などアジア進出も?
・吾郎:ショパンの旅とか、晩秋のヨーロッパとか合いそうなので、レポーターとか。


以上、2001年のSMAPファンの皆様のお話でした。

※冒頭は、なんか画像を入れたかったので、最近作ったスペアリブ煮の写真入れときました