ONE OK ROCKのボーカル・Takaのインスタグラムでの発言が批判されましたね。

最近、日本のファンに対して、、ちょっとどう接していいかわからなくなってきちゃった。疲れた状態でバスから降りればそこには日本人が携帯片手にまるでポケモンみつけたみたいに動画やら写真やらパシャパシャ撮られて
みんな毎日ちょっとシンドイ思いしてます。御飯もゆっくり食べれない。外の空気もろくに吸えない。ライブがはじまれば最前列はいつも同じ景色。。。日本人同士なのにわかってくれないのかなって、、、、

彼らが海外で活動しているところに日本人のファンが大勢やってくる、という状況に「感謝はしてるけど、もう少し配慮してくれないかな…」と思ったのかもしれません。それは、Takaの次の発言からも読み取れます。

なんのために海外で毎日頑張ってるのかわからなくなっちゃうし、ルールなんか作りたくないからもう少し考えてほしい。。。僕らが海外でライブをする意味を!

恐らくTakaは、「海外の人も認めてくれたオレら」という気持ちを抱きたいと思うんですよ。それなのに日本人ファンばかりが目に入ると「結局オレらはドメスティックな存在なのか…」とちょっと凹んでしまう。あとは、単純にライブの映像なんかを撮る時、最前列が白人、黒人、ヒスパニックだらけの方が「世界のワンオク」感が出るという事情もあるのではないでしょうか。

彼の書き方も若干ファンを挑発するようなところはあったものの、世界に進出する日本人というのは、やはり現地の人から称賛された時に初めて「あぁ、グローバルな存在になれた・・・・・・。アメリカでも認められた。あぁ、オレの人気はワールドクラス。ここまで育ててくれた日本にも感謝したい」という風になれる。

先日Guns N' Rosesのライブに行ってきたのですが、白人客も相当たくさんいましたが、最前列はほぼ日本人。多分メンバーらも「オレらの人気世界級! ドヤ」と思ったかもしれません。(まぁ、彼らは30年前にそのレベルに達してはおりますが)

1988年ぐらいだと思いますが、スウェーデン出身のロックバンド・Europeの曲『Let the Good Times Rock』のPVの舞台が日本だったんですよね。当時の日本は経済的にイケイケの国で、それでいて伝統もあり、様々な技術立国でもあるという見られ方をしていた。

その様子をPVではまずは示すとともに、武道館でのライブを流しております。日本人のネエちゃんが踊り狂ったりしている様子を出していた。多分、Europeにしても、「オレら、スウェーデンやアメリカだけでなく、全世界的に売れてるんだぜ、オラ!」ということを示すには、満席の武道館で日本人が熱狂しまくってる様を見せたかったのかもしれません。

Takaもそれと同様の感覚を抱いたんじゃないかな…、なんて私は思うのでした。ちなみにThe Killersの『Read my Mind』のPVは浅草や渋谷、新宿、代々木公園を舞台にし、しかもプレスリーのモノマネをする日本人のイケイケおじさんや、ガチャピンまで登場するという実にカオスな内容であります。

なんといいますか、この前、タイ・バンコクで超混雑しているカオカームー(豚肉煮込みぶっかけ飯)の店に行きました。相席になったのですが、私の目の前に座ったのが日本人の男女。不思議なもので、店内はタイ人と中国人だらけなのに、我々は偶然にも同じ席になってしまいました。お互い、何やら居心地が悪く、一切顔を合わせない、無言の時間が多く、喋る時もヒソヒソ声、という状況に。

いざという時、海外で頼りになるのは日本人だったりもするわけですが、せっかく異国情緒を味わいに来た時に集団パック旅行のガハハオヤジやキャーキャーオバサンが一斉に現れ「なんじゃ、汚い川じゃのぅ! これだった多摩川の方がキレイじゃ!」「ドッ!」「ガハハ!」なんてなったら興醒めするわけです。

なので、Takaについては、ちょっと書き方が過激ではあったものの、気持ちは察してあげてもいいんじゃないの。ファンであればなおさらさ、なんて思ったわけです。なお、以下の写真は件の店のカオカームーと、バーミーヘン(汁無し麺)です。絶品ですよ!

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